ボイトレ栄養学

ボイストレーニング 方法2

HPにも書いてありますように、人間の声質や歌のセンスは一人一人違うためそこを見極めたうえでレッスンをしていくことが非常に大事ですが、こちらのレッスン内容を生徒が噛みくだいて行く時に、私は2つのタイプがいることに気付きます。

感覚で押さえて行くタイプと、理屈付けしていくタイプです。

 

感覚タイプは楽しく歌うことが上手な方が多く、毎回好きな歌を持って来て比較的、自由に上手になっていきます。ただしばらくレッスンをお休みしていたり、スランプに陥るとなかなか良い状態に戻すことができす苦労します。

 

理屈付け対応はこだわる方が多く、曲は1曲をじっくり進めたり、オリジナル以外は歌わない、という方もいます。

身体のどこの筋肉を使って声を発するか。どう自分の声が聞こえているかを常に確認しながら授業を進めていきます。

どちらも歌い手にとって大切な考え方で、バランスがとれていることが重要だと考えています。

 

感 覚派には、時に喉や横隔膜の仕組みを解剖図で知ってもらい、メロディやリズムを簡単な譜面で押さえてもらう時があります。理屈派、こだわり派には大声で 笑ってもらったり、変顔?をしてもらったり、オリジナルを追求する人にも、敢えて洋楽の完コピを勧めることがあります。長所を生かしつつ、食わず嫌いをな くして大きく成長してもらう。私なりのボイトレ栄養学です。